ハクビシンはどんなものを食べる?エサは?

果物ハクビシンはサルのように木によじ登ったりすることができますが、サル以上に厄介な害獣といえます。何故なら、民家の屋根裏や床下に住み着いてしまうこともあるからです。

そのため近年では、ハクビシンによる被害例が数多くあります。ここでは、そんなハクビシンの食性や対策などについて詳しくご紹介いたします。

何でもエサにする雑食性

樹上生活をしながら昆虫やカエルなどを捕食

ハクビシンは、サルと同様に木登りが得意な動物です。それには、サルと同じように何でも掴むことのできる5本の指があるからです。ただし、サルのように木から木へと飛び移るようなことはしません。

移動する際には、一旦木から地上に降りてから移動をします。そんな樹上生活をしながら、木に群がっている昆虫や地上にいるカエルを捕食したりします。また、樹上にある鳥の巣の卵を捕食することもあります。

山地に豊富な木の実や果物を捕食

哺乳類には、草食性のものや肉食性のものなど食性にはハッキリとした特徴があります。ところが、ハクビシンの場合には、樹上にある鳥の卵を捕食したり木に群がっている昆虫を捕食するだけではありません。山地に豊富な木の実や果物を捕食することもあります。そんな何でもエサにしてしまうという雑食性の生き物です。

そのため近頃では、畑で栽培している野菜や果物を食い荒らすというハクビシンによる被害が続出しています。おまけにサルと同じくらいに運動能力が高いので、普通の柵で畑を囲ったくらいでは簡単に柵をよじ登ってしまいます。そのため、ハクビシンには電気柵で対策が講じられている農家が多くなっています。

糖度の高い果物を好む

ハクビシンの被害で多い農作物

ハクビシンは、昆虫やカエルなどの小動物を捕食しますが、野菜や果物などの植物系の食べ物でも好んで食べます。従って農家では、せっかく苦労して育てた野菜や果物がハクビシンに食い荒らされるという被害が相次いでいます。

しかも夜行性の生き物なので、昼間は住処でジッとしていて夜になるとウロウロと歩き回りながら捕食活動をします。そのため昼間、ハクビシンを目にすることはほとんどありません。その代り、天井裏に住み着かれた場合には、夜になるとドタバタと足音がうるさくいので食害と同時に騒音被害も多いといいます。

雑食性だが果物には目がない

ハクビシンの食性は、雑食性なので小動物でも野菜でも何でもエサにしてしまいます。そんな雑食性のハクビシンですが、とくに好物なのは糖度の高い果物です。例えば、熱帯雨林にはバナナやマンゴーなどが豊富にあります。そんな糖度の高い果物には目がないといいます。

そのため、そんなハクビシンの習性を利用した捕獲方法が近年よく用いられています。例えば、糖度の高い果物をエサにして、ハクビシンを捕獲するワナを仕掛けるという方法です。とりわけハクビシンは夜行性なので、昼間住処に潜んでいるハクビシンを猟銃で駆除するのは困難です。ところがワナで捕獲する場合には、夜行性のハクビシンでも容易に捕獲することが可能です。

家の周りや中の食料も狙う

家の庭の金魚も捕食する

ハクビシンは雑食性の生き物なので、糖度の高い果物を食べられるだけではありません。家の庭にある池で飼っていた金魚や亀などのペットを食べられてしまうという被害例もあります。また、食事の残飯を外に仮置きをしたり、ペットのエサを出しっ放しにしていたりするのも要注意です。

それこそ、ハクビシンがその家に住み着いてしまう恐れがあります。ハクビシンは、家の近くによじ登りやすい木があったりすると、ジャンプ力もあるのですぐに屋根裏に忍び込んでしまいます。そうなると、夜中にドタバタと大きな音がしてゆっくりと眠ることすらできません。

鳥獣保護法で勝手に捕獲できない

ハクビシンが、天井裏や床下に住み着いてしまうと様々な被害に悩まされることになります。例えば、糞尿を同じ場所にするという習性があるので、天井裏に糞尿によるシミができてしまったり糞尿の重さで天井の板がズレ落ちるという被害例もあります。

あるいは夜行性の生き物なので、ネズミがコトコトと夜中に動き回るような音どころか、ドタバタともっと大きな音がするので安眠妨害の被害例もあります。ただしハクビシンは、鳥獣保護法で保護されているので、勝手に捕獲したり駆除することはできません。そのため、家の周りにハクビシンの食料となる物を置かないようにすることが大切です。あるいは、小さな穴や隙間など家の補修もしないといけません。

まとめ

ハクビシンが家に住み着いてしまうと厄介です。まだネズミのほうがマシです。ぜひともハクビシンに住み着かれないように対策を打ってください。

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